因果の消し方
前回の続きで、
因果 ( カルマ ) の消し方を
書きます。
嫌な隣人に悩まされるのは、自分が
嫌な隣人だった過去があるからだ。
自分がした事は、
今度はされる側を経験する。
何故ならこの世界では、
他人を通して
自分のいろんな側面や本質が
分かるようになっているから。
過去の因果の消し方は
とてもシンプルだ。
実は、
因果は
起きた瞬間に消える
食事をした。( 原因 )
うんちにして出した。( 結果 )
これでこの因果は消滅してる。
これ以上何も起こりようがない。
それなのに、
何度も嫌な思いばかりで、因果に
振り回されっぱなしになる人が多い。
何故かというと、
消滅するはずだった
因果 ( 起きた事 ) に対して、
不平不満、愚痴、泣き言
を言ってしまうからだ。
誰かの因果ではない、
自分の出した因果だ。
それを毎回、誰かと一緒になって
人の悪口や陰口を言ってしまう。
せっかく消えるところ
だった因果に、
再び火を点けてどうする。
嫌な相手に対して、
やめてくださいといった
意思表示する事や、
逃げるという行為は問題ない。
ただ、それが起きた瞬間に
自分の因果が消滅しているのだから、
これで因果がひとつ消えた
ありがとうございます。
嫌な上司に悩まされてるなら、
みんなに嫌われながらも
この人なりに必死なんだな
私の因果の解消のために
悪者役になってくれて
いるんだな ( 笑 )
という感じで、自分なりの
肯定的視点で受け入れてしまえば
もうその因果は起こらなくなる。
因果は自分のものだったと
腑に落ちるまで、
何度でも同じような事が起きる。