いちごミロク 幸せドミノ

性同一性障害者が書く癒し

他人から自分を学ぶ

他人の正体というお話です。

 

人は百歳まで生きても、所詮一生だけでは

すべての経験と知識は得られない。

どんなに波乱な人生でも道は一本しかない。

 

そのために、他人に協力してもらう。

他人は 他の自分 であり、

あなたのもうひとつの目となり耳となり

あなたの人生で起こらない事は

他人が経験してくれる。

 

あなたとは別のルートからの失敗や成功、

挫折などの体験、感想を聞くことで、

あなたの学びに繋がる。

 

近すぎる樹木は形が分からないけど

離れて見れば分かるように、他人を通して

あなたのいろんな側面を教えてくれる。

他人の事は批評できても、

意外と自分の事はわかってない事が多い。

 

 

他人は実体ではない。

鏡に映った自分が実体ではないように。

 

酷く疲れた人を見かけるのは、

今のあなたはこんなに疲れてるよ

と教えてくれてる。

 

周りには嫌なやつばかりと思うなら

中心にいるのはあなただし、

この人こうすればいいのに思うなら

あなたがそれをすればいいだけの事。

 

他人にする事はあなたにする事であり、


他人にしてやれない事は

あなたにしてやれない事であり、


他人の苦痛はあなたの苦痛であり、


他人の喜びはあなたの喜びであり、


他人を否定する事はあなたを否定する事。

 

 

他の自分のおかげで
自分は磨かれる。