いちごミロク 幸せドミノ

性同一性障害者が書く癒し

キャッチャーミットの向き

幸せが感じられない、人が許せない
ムカつく事ばかりだという人向けの
お話しになります。

 

 

最初に、時間 について。

 

 

実は時間というのは、

過去 現在 未来

の向きに重ねているのではなく

 

未来 現在 過去

の向きになっています。

 

時間は
未来からやって来る

ということです。 

 

 

たとえば

いつになったらこの苦しみから

抜け出せるんだろうと悩む人や

執念深い人は、

意識 ( 心 ) の
キャッチャーミット

を過去に構えているのです。

 

 

未来の時間は前方から飛んできて

後方に過ぎ去っているのですよ。

 

それを過去にミットを構えていれば

後ろ向きですから、

良い球であっても後頭部や背中に

ゴーンとぶつかります。

 

 

更に過去は、

心を掴んで引っ張っていきます。 

良い球はキャッチできないし、

痛い目に合うしで、過去に心奪われると

ロクなことがないのです。 

 

 

前方から飛んで来る

良い球をキャッチして後方に投げる。 

また良い球が来て後方に投げる。

どんどん来ますからキャッチして投げる。

これが自然の道理で正常な姿勢になります。

 

まずは過ぎたことに拘らない。

悔やまない、執着しないことです。

運転している車窓の過ぎ去った景色

とも言えますね。

 

後ろ向き運転など

恐くて出来ないはずです。

 

さっき後ろの車に煽られた、

昨日あいつにムカつく事を言われた、

昔いじめたやつに仕返ししたい、

被害を受けたのだから慰謝料を、など

ぜんぶ後ろ向きにミットを構えてます。

 

 

どうしても

したいならしても構いません。

人の数だけ正解がありますからね。

 

でも意識が後ろ向きでは、

たとえ奪い返したとしても

未来の損害 と、

時間の無駄 は、

計り知れないほど大きくなります。

 

 

過ぎ去った事、

終わった事はあなたにとって

一番必要な栄養素だけを吸収して、

もう後はいらないものなのです。

 

 

昔の事なんか
もういいや!

 

もう、
争うのよそう!

 

そうか全部栄養で、
成長できたんだから
これでいいよ!

 

と、思い切って手放してしまえば

あなたの勝ち なのですよ。

 

執着しない、

過去に捕らわれず許してあげると

固まっていた身体も優しく緩み、

あなたのキャッチャーミットは

未来にフォーカス

するのです。