いちごミロク 幸せドミノ

性同一性障害者が書く癒し

兄の自殺

いちごさんも自殺について
語る資格はあるようです。

 

 

2016年04月19日、

いちごさんの実の兄 ( 52歳 ) は

自殺しました。

 

母と兄と3人で、

いま住んでる家に引っ越してきたのが

2016年02月01日。

わずか2か月半後のことです。

 

 

兄は軽トラに乗り

廃品回収に回っている時に、

他県のある家の住人とトラブルになり

軽トラで足を踏まれたと

轢き逃げの犯人に仕立て上げられて、

警察も相手の証言ばかり聞き入れて

いたようです。

 

遺書を残した翌朝、

警察から遺体発見の連絡がありました。

 

 

引越してきて趣味の自転車を嬉しそうに

いじっていた矢先の事で、まさかそんな

トラブルを抱えていたなんて、母も

いちごさんも気が付きませんでした。

 

あまりにも切なくて、

葬儀で棺に花を手向けていた時が

生涯で一番泣いた時です。

 

 

母もいちごさんも、それまで兄とは

会話をあまりしなくなっていたのも

家族に相談しなかった理由のひとつ

だったと思います。

 

兄は根はとても優しく

真っ直ぐな性格だったので一時、

いちごさんのだらしない姿勢を

叱ってくれた事もあります。

 

しかも兄にとって

いちごさんは弟だったのに、

いちごさん自身も言いづらいまま

いつの間にか妹に変わってしまって

気まずくなり、すまない気持ちで

いっぱいでした。

 

 

でも兄は亡くなってすぐ、

頻繁に夢枕に出てきました。

一番嬉しく印象に残ったのが、

 

お前も大変だったんだな 

と言って、

缶コーヒーをポーンと投げて

渡してくれたんです。

 

 

そして別の夢では、

お前は肩の荷を下ろして

自由に生きろ

と言ってくれました。

 

ちょうどその頃

こういう場合やはり訴えるのか、

でも争うのは物凄く苦手でしたので

その葛藤に悩んでいたところでした。

 

 

いちごさんが選んだ道は

すべてを受け入れて相手を許し

それでも笑顔で、

楽しく笑って生きること。

 

そして52年間、

兄と共に生きて学び取ったことと、

宇宙から教えてもらった知恵を活かし

ブログを通して、

出来るだけたくさんの人の癒しに

繋がるお話を書き続ける事。

 

それが一番の供養になると

信じています。

 

あれから4年が過ぎ、

兄の死を無駄にしないために

何かの救いになればと思い、

今回ブログに公開する決心をしました。

 

 

斎藤一人さんも語っておられるように

一般常識的 ( 普通 ) に生きると

本当に辛いことばかりです。


辛いなら

辛くない考え方にしてしまえば

いいだけなのです。

 

 

こうした悲しい自殺を

させないために大切な事は、

・血の通った日々の会話をする事。

・一人でも味方になってあげる事。

・相手を頼ってあげる事。

 

三つ目は意外に思うかもしれませんが

人は頼られると嬉しいものです。

必要とされていないと感じると、

自己肯定感がなくなってしまうのです。

 

頼って、何かをやってくれたら

いっぱい喜んで、

ありがとうと感謝を伝えること。

子供であれば褒めてあげること。

誰かの役に立ち、

喜ばれるほど人は振動数が上がり、

自信に繋がるのです。

 

 

最後に。

 

不思議だなと思ったのは、

引越しの時にレンタルした

2tトラックの中で、二人で何年ぶりか

お互いのお仕事の近況を語り合い

わずか2か月の新居生活でしたが

家族3人で今までの分をいっぺんに

取り戻すかのように、

わだかまりも無くなり笑顔で打ち解け

会話も出来るようになっていました。

 

 

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