いちごミロク 幸せドミノ

性同一性障害者が書く癒し

睾丸摘出手術体験

今回は、性同一性障害者としての現状を
伝える意味で、いちごさんが睾丸摘出
した時の体験談です。

最後のほうに、摘出した
アルコール漬け睾丸の写真付きです。
見たくない人は閉じてくださいね。

 

 

2011年03月25日が

手術当日です。

 

いちごさんが選んだクリニックは、

島根県にある

カズキプライベートクリニック。

ホームページを見てアフターフォローも

しっかりされていて、ここに決めました。


埼玉から片道1000キロ。

鉄道を使って向かいました。

 

 

 

手術前に

しっかりカウンセリングして頂き、

手術の説明を聞きます。


手術台に横になると緊張しましたが

先生方 ( 2~3人いたかな? ) が

会話によって和ませてくれて安心しました。

 

 

 

いきなり麻酔はせず、最初に

笑気ガスというものを使います。


笑気ガス ( 笑気麻酔 ) は、

強い鎮痛効果があり不安や恐怖心が薄れ

顔の筋肉も緩み笑ってるように見えるから

笑気というそうです。


まず鼻マスクを当てられて、

深い深呼吸でガスを吸わされます。

 

いちごさんは不安でいっぱいで、

こんなんで本当に痛みとか

大丈夫なのかな・・と思っていたら

全身がシュワァァァーーーという感じで

感覚が無くなり夢の中にいるようでした

 

 


でも、先生方のやり取りする声は

はっきり聞こえています。

ボーっとしてると、あそこに局所麻酔を

打たれ、痛みはありましたが

なぜか心はどうでもいいと思いました。

 

 

 

そして、

完全に麻酔が効き始めた頃に手術開始。

局所麻酔が効く頃には笑気麻酔が切れ、

手術中に先生と会話も出来ました。


何かゴニョゴニョやってるなぁ

という感じで、基本的にそれほど痛みは

ないんですけど、後半たまに

ズンという鈍い痛みがありました。

まあ少しくらいは仕方ありません。

 

最後、摘出した睾丸を見せてもらい

溶ける糸で縫って終了です。

とても信頼出来るクリニックさんでした。

 

kazuki-pc.com

 

 

手術が終わった後、特に痛みもなく

普通に徒歩でホテルに向かい、

一泊してから埼玉に帰りました。

 

ずーっと下にスクロールすると

10年前に摘出した

アルコール漬けの睾丸写真があります。

摘出したばかりの時は、ぷにぷにした

柔らかい胎児みたいでしたが、今は

硬そうでグロテスクさはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:kaminokomaki:20200304133138j:plain

kaminokomaki.hatenablog.com