動けない時は、誰かが動ける時

昨日のお話しが少し分かりにくい
部分もあったので、
改めて書き直しました。

始めに、

陰と陽のお話しからです。

知ってる方も多いですが、 

世の中のすべては

陰 ( いん ) 
陽 ( よう )

ふたつの性質に分かれます。

陰と陽は、

片方だけでは成り立ちません。

闇があるから光も存在できます。

相対的な２つの性質が

バランスを取り合って、

世の中が成り立っています。

陰の性質は、

内側の静かなエネルギーで、

陽の性質は、

外側に出される動的エネルギーです。

たとえば、

陰　陽

 月　　太陽
 裏　　表
 夜　　昼
 冬　　夏
 静　　動
 女　　男
物質　エネルギー

これが、陰陽の概念を表した

太陰太極図というマーク。

黒が陰、白が陽で、

陰と陽のバランスを表してます。

よく見ると、陰の中にも陽、

陽の中にも陰があります。

これは、

陰の性質の中にも陽のエネルギーが

陽の性質の中にも陰のエネルギーが

潜んでいる事を示しています。

つまりこの世の中では

１００％陰、１００％陽

という状態にはならない

という事です。

ことわざに

禍福は糾える縄の如し
( かふくはあざなえるなわのごとし )

災いと幸福は表裏一体で、寄り合わせた

縄のように代わる代わるやって来る。

と以前も紹介しました。

陰陽のマークを見ると、やっぱり

ぐるぐる回転しているかのように

描かれていますよね。

万物は呼吸をしてるようなもの。 

例えば人間にとっての、

悪い事というのは

息を吸い、

良い事というのは

息を吐くようなもの。

吸うだけとか、

吐くだけというわけには

いきません。

人間が亡くなる時もそう。

みんな、息を吸って亡くなります。

だから息を引き取るといいます。

反対に生まれる時はオギャーと

息を吐き出して生まれます。

この吐き出した息は、

前世で亡くなる時に吸った息です。

これを、

息通し といいます。 

自然界も、人生のいろんな出来事も

万物はすべて、

陰と陽をぐるぐるめぐって

呼吸しているのです。

地球は、いま

深呼吸 かもしれませんね。

陰と陽は交互に、

必ずふたつで
１セット です。

いま大きなピンチなら、

大きなチャンスも一緒に

くっ付いて来ているのですよ。 

大事なポイントは、

陰 を素直に受け入れれば

陽 も受け取ることになり、

実りがあるという事です。

物事は呼吸しながら 、どんどん

いい方に成長しているのですから

目の前の現実がなぜこうなったのか

とりあえず意味など分からなくても

かまわないのです。

何が起きても、
どんな状態でも、 

今のわたしに
ちょうどいい

この意識でいる事です。

あなたが

本当にどうにもならない時は、

誰かが動ける時です。

誰にもどうにもならなくなったら

天が動く時です。

自分だけで抱え込まずに

困ったらすべてお任せしてみるのが

結果的に良いと思います。

いちごさんもこんなに穏やかに
過ごしてます。