いちごミロク 幸せドミノ

性同一性障害者が書く癒し

HSPという生き辛さ

5人に一人の割合でHSPの特性を
持つ人がいます。
病気ではないこのHSPって何なのかを
解説します。

 

 

アメリカの心理学者、

エレイン・ アーロン博士によって

数年前に提唱された概念、

HSP ( Highly Sensitive Person )
ハイリー・センシティブ・パーソン

といって、

感受性が過度に強い人のことです。

 

全人口の2割が

HSPの特性を持っています。

逆に8割はHSPではないので、

この人達から共感を得る事が難しく

HSPの人は生き辛さを感じます。

 

具体的にどういう人の事をいうのか

ネットから転載してみました。

 

 

HSPの特性

 

・大きな音や強い光、五感がキャッチする刺激

 手触り肌触り、匂い、暑さ、寒さ、

 更に相手の感情や周りの雰囲気、電磁波など

 目に見えないエネルギーに対しても

 敏感に反応してしまい、普通の人以上に

 ストレス、疲れ、痛みを受けます。

 

・自分の内外で起こっていることに人一倍

 よく気がつき、処理し配慮するので

 精神的にかなりの負担がかかり、

 多くのことを読み取りすぎるため、

 楽しい事であっても

 ヘトヘトに疲れ果ててしまいます。

 

・心の境界線が薄くてもろく何もしなくても

 無意識に周りの刺激をアンテナのように

 拾い集めているため、人混みにいる時や

 周りの人のネガティブな感情によって

 いとも簡単に影響を受けてしまいます。

 

・仕事をする時、競争させられたり、

 観察されていると緊張し、

 実力を発揮できなくなります。

 

・一度に複数のことを頼まれると混乱し

 耐えられなくなります。

 

 

いちごさんもHSPだったことに

気が付きました。

 

いちごさん感覚で簡単に説明しますと

いろんな事が深いところまで見えすぎ、

分かりすぎ、人のエネルギーまで感じ取り

凄く疲れてしまいます。

悪意やネガティブな人もすぐ分かります。

 

バイトに行っても就職しても、常に

独りぼっちでいたい欲求があって

精神的苦痛になり周りとうまくいかず

黙って飛び出し辞めた事が

数え切れないくらいありました。

騒音や大きな話し声も凄く苦手です。

 

 

HSPではない人から見ると

気にし過ぎ、考え過ぎ、甘えてる、

頑張ってない、心が弱い、問題児、

どこか見下される形になります。

 

どうして出来ないの?

何でやらないの? と、

問い詰められることも多々ありました。

 

それが子供なら、矯正させよう、

改めさせよう、鍛えてやろう、

無理やり引っ張り出してやろうという

力が働き始めます。

 

HSPの人は非常に繊細な感性があり

子供の感受性を持った大人

ともいえるそうです。

こんな一文もありました。

 


そもそも
心が社会性を求めていない。

自覚の有無は別として、HSPが

社会性を示すような集団をつくり、

他人と関わって生活しようとする

本能的性質傾向を持つ人間ではなく、

 

安心できる特定の人との関係において

共感や共有を重視するといった

より深い親密性や温かい心の交流を求め

その関係性の中から存在意義を

見出そうとする本能的性質・傾向を持つ

人間だと考えるからです。

 

HSPの人には、安心・安全な環境に

身を置くことがより一層求められます。

今までのような、感情を抑圧せざるを

得なかった環境や関係性から離れ、

安心して自分の感情を感じ、

自由に表現できるような環境、

関係性に身を置くと、脳 ( 心 ) は、

回復の動きを始めるからです。

上下関係、支配、押しつけのない環境、

関係性に身を置く事が大切です。

 

 


HSP特有の生き辛さ対処法 


・頑張ることをやめる

・家族関係を見直す

・感情を解放する

・嫌われる勇気を持つ

・環境を選び、心地よさを大切にする

・一つのことに打ち込む・得意分野を持つ

・他人軸ではなく自分軸で生きる

 

 

いちごさんも3年前まで苦しくて

鬱状態にもなりましたが、

彼氏が良き理解者になってくれて

彼氏の力を頼ることに対しての

抵抗、葛藤、罪悪感も手放しました。

 

現在は自分の部屋で、

自分に一番向いている

e-Bay ( 海外物販 ) という

お仕事をしています。

 

生きやすい方へ流される自分を

許してあげたら、急に道が開け

今は幸せでいっぱいです。

 

 

子供さんや、パートナーさん、

ご自身の悩みが、もしかしたら

HSPの特性によるものである

可能性もあります。

 

もし当てはまるようなら、

そういう特性が活かせる方へ

思い切って方向転換してしまうのも

いいかもしれませんね。