いちごミロク 幸せドミノ

性同一性障害者が書く癒し

離すと、良いことが多い

苦しい時は、一旦離れましょう。

 

 

人は何かから一旦離れることで

大事なことに気が付いたり、

イデアが湧いて来たり、

歪みやミスに気が付けたり、

衝突を避けられたりします。

 

 

たとえば

カッとなったら6秒我慢する

アンガーマネジメントという技術も

ありますね。

 

怒りのピークは6秒後なので

その6秒間、意識を別の方に離して

やり過ごしてしまえば冷静さを

取り戻すということです。

 

 

また、すぐにでも

誰かに文句や意見を言いたい時に

翌日とか、

まる1日時間を空けると ( 離すと ) 

何故か、どうでもいいやと思えたり

するものです。

 

 

こんなことわざもあります。

木を見て森を見ず
物事の一部分や細部に気を取られて
全体を見失うこと。

 

 

目の前の狭い視野でしか

物事を見ていないと、

自分が今どんな形してるのか、

歪んだ行為をしていても一体何が

おかしいのか分からないものです。

 

そのため、

離れた人から指摘されたりします。

自分のことは、意外と自分よりも

他人のほうが分かったりするものです。

 

 

日本を離れてみたら、

俯瞰して見られるので、

日本の何が良くてどこが曲がってるか

どんな形してたのかが

よく分かったという人もいます。

 

 

カップルや夫婦もずーっと

ベッタリくっ付きすぎていると

必ず亀裂が入ります。

普段はお互い自由に行動して、

適度に離れている時間を

保っていたほうがいいです。

 

 

離婚というのも、まず出会ってから

離れるというプロセスで、ちゃんと

お互いに得るものがあるのです。

そして当人同士の学びにも繋がるので

外野が口出しする事ではないのです。

 

 

物が離れていく場合もありますね。

これは日頃の感謝が足りない時に

ないと困る大事な物を、神様が

しばらく預かる場合もあるのです。

 

 

たとえば 

絵描きさんが描けなくなった時、

仕事に行き詰った時、

子育てや介護に疲れた時、

物事が思うようにいかなくなった時

 

一旦離れて散歩に出かけたりすると、

詰まってたゴミを

捨てて来たかのようにスッキリして

思わぬ嬉しい効果が表れたりします。

 

逃げたいという衝動は、

離れたほうがいいよ、という

身体からの危険信号です。

 

また、誰かに悩みを話すと

気持ちが楽になりますよね。

思い ( 重い )

話した ( 離した ) からなのです。

 

 

年を重ねて

小さな文字が見えにくい時も、

ちょっと離すと見えたりします。

離すと良い事が多いのです。