多少の濁りがないと嫌われる
世の中が潔癖すぎると、つまらないよ。
水 清ければ 魚棲まず
( みずきよければ、うおすまず )
意味:
水があまりにも清らか過ぎると
かえって魚は棲めなくなる。
人柄が高潔すぎると、
他人は煙たがって近づかなくなる。
尊敬されない、親しみ感じられない
意見も聞いてもらえない、嫌われる。
反対に腰が低く、同じ目線で話す人、
自分の弱さを認めてる人、否定しない人、
ユーモアのある人は、
ただいるだけで好かれ、慕われる。
高潔であろうとしなくていい。
怒り、憎しみ、傲慢、嫉妬、
醜い感情だって自然なことだよ。
人は誰でも学校の時間割のように
そういう時期が来るようになってる。
濁った世の中で、
どろどろした人間関係に悩む。
ところが周りの泥には栄養がたっぷり。
人間と蓮の花は同じ。
周りの泥を栄養にして、
最後には見事に綺麗な花を咲かせる。
その泥を洗い流されてしまうと、
栄養失調で努力が実らない。
ご神仏から人間を見ると、
価値観が逆様に見えている。
人が闇にいる時、魂は光にいる。
人の心が泣いてる時、魂は喜んでいる。
人が挫折を味わう時、魂は順調にいる。
人生を味わい尽くし、学び終えれば卒業。